5.監査法人のレビュー

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 監査法人に限っていうと、なんだそれはと思われるかもしれませんが、毎年監査に来るのです。実はそのチェックリストは事前に渡されているのです。どれを見るのかというチェックリストを持っているのです。われわれも持っています。当然、どうするかといったら、そのチェックリストでバツがないように準備します。だから、仕事が全部チェックリストになってしまっているのです。これを埋めなければ、あとで問題になる、あとで怒られる。こんな仕事になってしまっているのです。それで、実際に監査に協力している時間が短くなっている。こんな状況の中、現場で皆さんとコミュニケーション取って、監査をする時間はどんどん短くなっているのです。でも見積もりを見ると、監査の時間はあまり減っていない。「どこが減っているのですか?」って聞いたら、現場に行く時間を思いきって減らしましたということでした。社内で監査計画や審査やいろいろあると思うのです。あの時間は、いろいろな監査法人の見積もりを見ていますけれども、ほとんど嘘ではないです。本当にそれぐらい時間がかかっているのです。むしろ本当にそれで終わるのかと思うぐらい、皆さんに削って出していると思います。それぐらい社内の仕事が多くなってきているのです。その結果なのですけれども、これ公認会計士業界が毎年監査法人に対して、検査、チェックに使われるレビューと言うのですけれども、そういうチェックをしているのですが、その指摘事項は非常に下がっています。ほとんど指摘されないです。大手の監査法人に関しては不備なしなのです。始まったころはたくさん不備があって大変だったのです。

つぶれるのではないかこの監査法人というぐらい、ボロクソに書かれていたのですけれども、彼らは真面目な人たちなので、そんな大手のメンツにかけて、毎年同じことを書かれるわけにいかないではないですか。1個、1個つぶしていったのです。今、ほとんど言われないです。でも、今の監査、いいのですかね? 皆さんどうなのですか? 監査法人の監査、レビューは前より良くなったと思いますか? 良くなっていたらラッキーです。それはそれで結構です。ぜひその関係を続けていただきたいですけれども、多くの事業の方から伺うのは、昔と比べてコミュニケーションが全然足りない。あとは、ひっくり返されることが多過ぎる。現場でこうだと決まりました。その決まった会計処理なり、表示なりというのを、いったん持ち帰ります。持ち帰って、ひっくり返るケースがすごく多い。あと、時間がかかる。ひっくり返るまでに。3カ月も4カ月も前から相談をして、これでいいとなっていたものが、決算期過ぎてからやっぱりダメでしたとひっくり返される。構造的な問題もあるのです。監査法人の問題とあと、皆さんの問題もなくはないです。それをどのような形で解消していけばいいのかということころまで、お話しできればいいかなと思っています。