[Report] 若手CPA向けワークショップ実施

アルテからのお知らせ

10月18日(月)「今後の会計士の向かう先」と言うテーマで、若手CPA向けのワークショップを行ないました。

今回はこちらのホームページで告知せず、Professions’ Handsの中川周氏、藤田光雄氏の協力により、
計13名の若手会計士の方々が当法人事務所に集まりました。

いつものように軽快に語る代表社員の大原


皆さん真剣なまなざしです

会計業界の現状や、監査法人に対する顧客からの不満、勤務する会計士からの不満など
現在の業界の問題点について大原からの話を終え、場所を上野に移動。
懇親会も兼ね、会計士にとって必要なスキルについて討論しました。

経営の視点
討論は、個人として、組織として、どうアクションを起こしていくか、日本をどう立て直すか、
問題解決力とは何か、どうやって解決していくべきか等を軸に行われました。
若手とは言っても、すでに現場の責任者として活躍されてる方も多く、
その発言からは、クライアントを思いやる気持ちと現場での苦労や努力がうかがい知れました。

ではこの業界を変えるために、我々は会計士としてどうすべきか?

参加した皆さんの意見から共通のエッセンスを抜き出してみると、その答えは「経営」でした。
会計とは会社の経営を数値化したものですから、経営を理解せず会計を語ることは本来できないはずです。
しかし、会計基準に精通していても経営を理解していないが為、
「経営者と対等に話せない会計士が増えている」と、しばしば言われることがあるのも事実です。

「よし、このメンバーでまずは経営について勉強会をしよう」と、大原は突如言いました。

自分自身、経営を学ぶための一歩目として、まずは書店で並んている本を読むことから始めたと言います。
そう言った自らの経験から、実際に経営を行わなかったとしても、月に1度だったとしても、
2年間で計24回も勉強会をやれば何か得るものがあるはずだという確信があるようです。
言い換えれば、充実した勉強会が出来るだけのメンバーが集まったという大原の手応えが、
この突然の発言につながった、ということなのかもしれません。

こうして、この集まったメンバーで勉強会をする事が決まり、今回ワークショップは終了しました。
(この勉強会については、今後こちらのホームページで紹介出来ればと思っております。)

御礼
今回もProfessions’ Handsのお二人には大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。引き続きよろしくお願いいたします。

アルテの今後の活動について
これからも弊法人では「User friendly」及び「Problem ownership」をビジョンとして掲げ、志が高く、プロブレムオーナーシップ(当事者意識)をしっかり持った仲間が集まる“場”を作るべく、ワークショップ以外にも様々なアクションを起こして行きます。
今後の活動については当ホームページ、twitter等で情報を発信して行きますので引き続きご注目下さい。