お客様に対する考え

我々はプロとして最高のサービスを顧客に提供しなければならない。最高のサービスとは、最も早いスピードで顧客に対して利益を与えることである。この利益には、財務会計上の利益だけにかかわらず、コンプライアンスを遵守することにより、結果として企業に財務会計上の損失を与えたとしても、結果として会社の存続、または評判の向上などを寄与することを当然に含む。これには各人がプロブレムオーナーシップを持ち、自分自身が経営者であるという自覚を伴ったものでなければならない。

メンバーに対する考え

社員1人1人は、国籍、出身地、性別、学歴等いかなる背景にもかかわらず、公平な扱いを受け、正当な評価を受けなければならない。職場は清潔で、安全であり、気持ちよく仕事ができる環境でなければならない。社員が家族に対する責任を十分に果たすことができるように配慮しなければならない。また、友人との時間、趣味の時間、学習の時間を十分に確保できるような仕事の仕組みを構築しなければならない。能力があり、成果を出した人々にはチャンスを与えなければならない。これには雇用、能力開発、昇進の機会を当然に含んでいる。

地域社会に対する考え

私たちは、良き市民として有益な社会事業および福祉に貢献し、適切な租税を負担しなければならない。我々は地域社会、ひいては全世界的な社会の発展、健康の増進、教育の改善に寄与する活動に参画しなければならない。我々が使用する施設は常に良好な状態に保たれ、その結果として環境と資源の保護に努めなければならない。

 

以上の理念は、すべて公正かつ道義にかなったものでなければならない。メンバーは高い倫理感を常に保持し、自分がお客様の立場であったら、そして魔が指すようなことがあれば、自分がそういった行動をとった場合、どのような評価を第三者から受けるのか、そしてマスコミはどのような報道をするのか、自分、そして自分の家族がどのような眼に合ってしまうのかをよく考えなければならない。